Let’s study 播州織

2015.06.24

播州織とはPart7 ~素材の魅力、リネンについて~

こんにちは。ナカムラです。
播州織を勉強しよう第七回目です!今回はリネンについて紹介したいと思います。

リネン(linnen)

リネンは人類が作った最も古い繊維である、と言われています。涼しくて夏が長い地方で育つのに適していたリネンは、ヨーロッパ中に広まり、主に暮らしのもっともカジュアルな場面でなくてはならない布になりました。日本で作られるようになったのは明治時代以降のことです。一万年以上も前から存在していたリネンですが、日本での歴史はまだまだ始まったばかりなのです
img7-01

リネンの魅力

独特の肌触り

リネンの魅力は独特なさらりとして柔らかい質感です。

長年愛用できる

洗濯機で普通に洗え、そうやって使えば使い込むほど丈夫になり、また柔らかくなりしっとりと絹のような光沢すら出てきます。

夏に人気

リネンはあらゆる繊維の中で最も熱伝導性がよく、体熱をすばやく外に逃がしてくれる繊維です。吸湿性・放湿性や通気性にもすぐれ、汗をかいてもべたつかずサラッとしています。リネンが夏に人気なのはこのような特徴があるからです。
img7-02

清潔な環境

細菌・バクテリアの発生を抑える性質も持っているのでいつも清潔な環境を保ってくれます。

毛羽が少ない

リネンはよじれのない繊維なので、毛羽が少ないです。

上品な白さと光沢

古代の人はリネンを「月光で織られた生地」と称え、人々はリネンの美しさと心地よさに魅了され続けています。

リネンはナチュラルなのに上質感があって、エレガントなのにとても丈夫。そんな美しい魅力を持ったリネンは昔から今までずっと衰えず人気です。

今回はこれで終わりです!今回はリネンについて勉強しました。リネンについて調べれば調べる程魅力が増しました。クロコミもリネンの生地を取り扱っているのでチェックしてみて下さいね。次回もお楽しみに◎