Let’s study 播州織

2016.06.29

生地の質感について

 

 

 

こんにちは、ナカムラです。
今日も八千代は雨です。

ざーざー降っています

 

梅雨空が続いていますね、早くからっと晴れてほしいですね♪

 
さて、今回は生地の質感・触感について

紹介したいと思います。
みなさん生地を選ぶときなにで選んでいますか?

服や生地を選ぶ際の重要なポイントに、

質感や触感があります。

 

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まず、生地の質感を左右する素材について。
生地の良い悪い、肌に触れた感じ、目で見た時の光沢感。

素材感、雰囲気などは生地に使われる素材が

大きく関係しています。

 

 


原材料

 


 

生地を買う際は必ず原材料をチェックしましょう。

肌触り、機能性、使い道が変わってきます。

 

原材料は天然繊維の物から化学繊維のものまで

幅広くあります。

 

 


繊維

 


 

 

私たちの身のまわりには繊維がいっぱいといっても、

繊維をそのまま利用しているわけではありません。

”繊維”が”糸”になり、”糸”が”織編物”になってはじめて私たちの手元にやってくるのです。

 

繊維で糸を紡ぎ、その糸を織り合わせていくと布になります。

繊維となるものには動物の毛などが主流ですが、

動物の毛からより合わせてつくられた糸が「単糸」となり、

単糸をさらにより合わせたものを「双糸」といいます。

 

丈夫で重いのが、二本より合わせた「双糸」になり、

通気性がよく軽いのが「単糸」です。

 

 

 


 


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糸が織り込まれている感覚・密度によって、生地の強さなどが変わります。

糸の密度が高ければ、強い生地となり、酸素の透過度が低く

重厚感のある生地に仕上がります。

 

逆に、糸の密度の低い生地は、生地自体の強度は下がるものの、

風通しがよく、かるくふわっと仕上がります。

 

同じ織り方をしても糸が変わるだけで印象も肌触りも変わってしまうのです。

 

 
今回はココまで!