2017.01.11
播州織の織りについて
こんにちは、ナカムラです。
今回は「織物を織る」ことについてご紹介します。
織物とひとくくりに言えば簡単ですが、
織物といっても、糸の素材や太さ、生地の厚さ
機能面などを考えて職人さんは色々な織り方をしています。
実は織るものによって機械も違ってくるのです。
ジャカード織りや平織りなどの種類があります。
なので織物を織っている会社によって持っている機械も変わってきます。
このことを知った時は
一つの機械で織っていたんじゃないの!と
びっくりしました。
そして織物工場を見学したときにもうひとつ
びっくりしたこと。
とってもうるさい音にもびっくりしましたが、
なんといっても夏のあの暑さ。
冬も凍えるように寒い。
工場内ある程度の湿気がなければ糸が
切れやすくなってしまうので自然の温度湿気で
職人さん達は作業をしています。
それでも、細い細い糸は、
ほんのちょっとしたことで切れてしまうので、
職人さんはその度に一本ずつ手で結び、
同じように規則正しく直しまた織れるようにします。
このように織物を織る事がいかに大変なことなのか
分かりました。