Let’s study 播州織

2015.07.30

播州織とはPart16 ~播州織を振り返る~

こんにちは。ナカムラです。

最近あっついですね〜、太陽がさんさんと輝いてて

私は嬉しいです(@⌒ο⌒@)

太陽ってなんか元気がでますよね

 

さて、播州織を勉強しよう第十六回目です。

今回で16回目となったこのコラム、もう一度播州織とは

どんなものなのかを振り返って行きたいとおもいます◎

 

 

あらためて播州織とは

 

私たちの日常生活に欠かせない「衣・食・住」のうちの「」の部分を

播州織は大きく支えています。

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播州織は200年以上の歴史と伝統を誇り、播州地方を中心に栄えて行きました。

そんな播州織の最大の特徴は「先染め」という染色方法です。

 

「先染め」をもう一度おさらいしておきましょう

 

 

先染めとは

 

糸の段階で染め、染めた糸で生地を織り上げること。

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(染める前の糸と染めたあとの糸)

先染めの生地は糸の段階で染めるため、布地にしてから染める

方法よりも染料が糸によく染まります

そのため、糸染めされたものを織り上げると普通の生地に比べて

“色に深みがあり、艶やかで上品な仕上がり”になります。

また何色も糸を組み合わせることにより、ほかにはない

特殊な色彩効果の布地を作ることも出来ます。

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こんなカラフルなチェックも、

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そして艶やかで美しい色合いのものも

播州織だから表現できる事です。

 

 

織り上げる

 

色糸の配置を計算して織り上げることで、様々な模様を織り出すことができるストラ

イプやチェック模様も、先染めによって実現されます。糸の配置を精密に計算・設

計・実行しなければならないため凄く大変ですがその分職人の気持ちや手間がこもっ

た最高級でハイクオリティーな生地が出来るのです。

 

みなさんにもっともっと播州織の魅力を知ってもらいたいです!!

播州織だから出来ること、播州織にしか出来ない事をこれからも

クロコミは見つけて発信していくので楽しみにしていて下さい