2015.08.19
カーブを上手く縫う
「 カーブ 」
こんにちは、クロコミのナカムラです。
新しいコラム「ソーイングの豆知識」が始まります。
ソーイングのコツや豆知識を分かりやすく紹介していきます
是非チェックしてくださいね(@⌒ο⌒@)b
さて、今日のコラムは「カーブを上手く縫う」です。
今回はカーブを上手く縫うやり方を紹介したいと思います。
縫う生地やミシンによって差はあると思いますが、
基本的にミシンは直線縫いです。
送り歯の形状、ミシンの仕組みを考えてもまっすぐ縫う
ことを得意としています。
でも実際布を縫う時に必ず出てくるのが「カーブ」ですよね。
だから縫うパーツをミシンにあわせて回してあげないといけません。
これは慣れとしかいいようがないのですが、、、
しかし、ポイントをうまく使えば上手に縫えるようになります!!!
4つのポイントをご紹介
1 : できる限りスピードを遅くして、手でパーツを回す感覚に慣れる事

2 : パーツを回す時はミシン針が落ちる位置と縫い代巾が均一になっているかに神経を集中
3 : 縫い代巾を均一にするにはミシン針から垂直な位置で押さえ金と生地の裁ち端が平行になる点だけを見ながら縫う事。
4 : 最後に3と4と矛盾していますが 縫い代巾を揃えるよりもスムーズにパーツを回す事が優先!

カーブが乱れる最大の原因はミシンの速度にパーツを回転させる速度が間に合ってい
ないからです。 だからとにかくゆっくり縫う事から初めて下さい。
この時のポイントはミシンの速度を変えない事!一定のミシンの速度に合わせてパー
ツを回転させる事で、慣れると速いスピードに対応できますし、回転のタイミングが
合うと綺麗なカーブが縫えます。
無理に回すとカーブは生地の地の目が入り組んでいるので綺麗に仕上がりません。
4 : についてですが、このポイントは書くべきか悩んだのですが 簡単に言うとカーブ
を縫うよりも角を
縫う方が難しいという事!
カーブは誤魔化しがきくんです。例えばシャツの衿を考えてみてください。
ラウンド衿はスムースなカーブが縫えていれば綺麗に見えます。1mm程度縫い代巾が
狂っても、綺麗なカーブなら気になりません。でも衿先が鋭角になっている場合は
ちょっとずれると長さが違って見えたりして誤魔化しがききません。
カーブはミシンの速度に合わせてスムースに手を動かす事が一番重要です。
とにかくスムースに綺麗なカーブを縫いましょう。
難しいと思わずに息を止めてミシン針に集中して縫ってみて下さいね◎
きっと上手くいきます
