2015.08.11
播州織について 〜工場見学 Part2〜
先日社長さんに連れて行っていただいた工場見学についてPart2です
今回は「 染色工場 」についてご紹介します。
工場に入るとたくさんの糸の山がありました
これは染める前のものです
糸屋さんも同じでしたがほとんどが海外から輸入したものだそうです
実は糸も初めからある形で染めているのではなく、もう一度
きちんとした形に巻きなおしてから、染めなければいけないのです。
糸を巻きなおせたら染色へ
このような大きな釜に入れて染め上げます
染色工場も蒸気とか色々混じって凄く暑かったです、、、
熱が凄かった、、、
この暑さの中で作業している職人さんは本当に凄いです。
この釜の中に糸を入れて染めていきます
染め上がった糸です。
色が芯まで染まっているのがわかります。
染め上がりたてものを実際にみるとつやつやしていてとても綺麗でした。
小さな実験室のようなところがあって、そこで染める染料の色を
色々計算したり、制作したりしているそうです。
とても面白い装置でした
そして染色するときにでる廃水、色がついている水は
ここに溜めて、綺麗にすしてから流すそうです。
環境にもこだわっていて素敵な工場でした。
播州織の染料で染めたストラップやボタンなどが置いてありました。
いろいろお話を聞かせていただいたり、詳しく説明していただいたりと
とても勉強になりました。
実際に見た染色釜は想像以上に大きく、そして深くてびっくりしました。
そして工場はものすごく暑かったです
みなさん汗だくになりながら作業をしていていました。
沢山の人が一生懸命作り上げた播州織を私たちクロコミがみなさんに
お届けします。
次回はサイジング(糊つけ)工場の紹介をしたいと思います。