2015.09.03
播州織とは - 平織り シャンブレー –
平織り – シャンブレー –
こんにちは、クロコミのナカムラです
今回は前回に引き続き平織りのお話です。
そして平織りの中でも有名な「シャンブレー」というのを紹介していきたいと思います。
シャンブレーとは
経糸が色糸、緯糸が白糸を使って平織りをした生地を、
シャンブレーと呼びます。
デニムも経糸が色糸、緯糸が白糸を使っていて一緒ですが、
デニムが綾織りなのに対し、シャンブレーは平織りです。
シャンブレーの特徴
シャンブレーの見た目の大きな特徴は、霜降り状の色合いです。
ヨコ糸に白糸を用いるため、独特の霜降り感が生まれます。
この上品な風合いは先染め織物でなくては出せないもので
シャンブレー効果や、霜降り効果と呼ばれています。
平織りなので生地は薄めに仕上がりますが、結構耐久性があります。
密に織り込まれているので丈夫な生地で、加工により、表面に光沢があり、
つやっとしているのも特徴です。
シャンブレーは様々な色を使うので色々な色の生地が出来ます。
素材はコットン100%が使われること多いですが、
ポリエステルやレーヨンなどの化学繊維と混紡することもあります。
それが現在clocomiでも発売されている「エステシャン」という生地です。
コットン50%、エステル50%を混ぜたクロコミオリジナルの「エステシャン」。
エステルとコットンのシャンブレー生地になっております。
シャンブレーの由来
シャンブレー(chambray)の名前は、フランスのカンブレ(cambrai)という土地
に由来すると言われています。一説によると、カンブレで初めてシャンブレー
生地が織られたので、その名が付けられたのだそうです。
clocomiでもシャンブレー生地を取り扱っていますので
是非チェックしてみて下さい。
定番のシャンブレー
ジャカード織シャンブレー
コットン100%のジャカード織シャンブレーです。 ハッキリした色使いで少し薄手の生地になっています。
リネンを使ったシャンブレー
リネンシャンブレー
コットン65% リネン35%のリネンシャンブレーです。
風通しもよく薄手のこのリネンシャンブレーは、6色の中からお選び下さい。
珍しいエステルを使ったシャンブレー
エステシャン
コットン50%,エステル50%のクロコミオリジナル『エステシャン』。
エステルとコットンのシャンブレーで、ハリとつやの出るシルケット加工を施しました。
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