ソーイングの豆知識

2015.10.29

袋縫い 〜ロックミシンがないときの端処理の仕方〜

袋縫い ~ロックミシンがないときの端処理~

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こんにちは、クロコミのナカムラです。

とても肩がこっています、

お家でハロウィンの準備を遅くまで頑張っているからでしょうか

 

ハロウィンまであと2日です!!

さてさて、今回は袋縫いについて紹介したいと思います。

袋縫いは生地が薄くほつれやすい物、縫い代が透けてしまう物、

縫い代を目立たせたくない物に適しています。

縫い代を細くしたい時にもこの方法を用いますが、

厚地などゴロゴロするものには不向きです。

袋縫いの縫い方

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布を外表に合わせ、0.5~0.7cmの縫い代で縫います。

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縫い代を細く切り揃えます。でき上がり線と縫い線の幅よりもやや細くします。

縫い代をアイロンで割ります。

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次に裏に返して中表にし、もう一度端から

0.5~0.7cmの縫い代で縫います。そして袋状になった縫い代を片返しして出来上がり。

このように端処理が目立ちにくいです。

少し手間がかかる縫製ですが

端ミシンとかと比べるとかなり美しいです。

ロックミシンがなくても家庭用のミシンでこんなにも

美しい端処理ができるんです!!!

そして袋縫いなら見た目も耐久性も抜群です!

是非挑戦してみてください◎