ソーイングの豆知識

2015.10.29

袋縫い 〜ロックミシンがないときの端処理の仕方〜




袋縫い ~ロックミシンがないときの端処理~


1006_01

こんにちは、クロコミのナカムラです。

とても肩がこっています、

お家でハロウィンの準備を遅くまで頑張っているからでしょうか
 

ハロウィンまであと2日です!!



さてさて、今回は袋縫いについて紹介したいと思います。

袋縫いは生地が薄くほつれやすい物、縫い代が透けてしまう物、

縫い代を目立たせたくない物に適しています。

縫い代を細くしたい時にもこの方法を用いますが、

厚地などゴロゴロするものには不向きです。


袋縫いの縫い方


1006_02
布を外表に合わせ、0.5~0.7cmの縫い代で縫います。

1006_03



縫い代を細く切り揃えます。でき上がり線と縫い線の幅よりもやや細くします。


縫い代をアイロンで割ります。

1006_05
1006_06

次に裏に返して中表にし、もう一度端から

0.5~0.7cmの縫い代で縫います。そして袋状になった縫い代を片返しして出来上がり。

このように端処理が目立ちにくいです。

少し手間がかかる縫製ですが

端ミシンとかと比べるとかなり美しいです。

ロックミシンがなくても家庭用のミシンでこんなにも


美しい端処理ができるんです!!!


そして袋縫いなら見た目も耐久性も抜群です!

是非挑戦してみてください◎