2015.11.09
先染め織り
こんにちは、ナカムラです。
最近八千代はポツポツと雨が降っています
ああ、晴れて欲しいですね。
そういえば、会社に行くと必ず遭遇するのが
ネコちゃんズです。
ネコちゃんズ。
会社のまわりにネコがたくさんいるんです!!
始めはびっくりしましたが
今は勝手に名前をつけたりして楽しんでいます。
白黒のネコはモー、黒いネコはクロ、灰色のネコは
きれ子とか、、、いろいろ、、
でも、「あ、クロだ」と思ったら
あっちにもクロがいたり、こっちにもクロがいたりと、、、
ネコちゃんズを見分けるのは大変です。
わたしの車のヨコから離れてくれないクロらしきネコちゃん。
さてさて、今回お勉強したのは「先染め」について。
染色には約3種類に分けられます。
一つ目は「先染め」
先染めは、糸を先に染めてから織物に織る事で、自由に多色で織ることが可能で、
チェック柄やストライプ柄に多く用いられています。
(たまにプリントでもチェック柄やストライプ柄を表現している場合も
ありますが、この場合は柄が糸目にそっていないのでプリントだということが分かります)
二つ目は「後染め」
後染めは、織り上げてから布生地を染めた物です。
無地や、プリント生地に多く用いられるそうです。
三つ目は「全く染めない」
染色には以上の3つの種類に分かれていますが、
clocomiで扱っている播州織は先染め織物を取り扱っているので
先染めについてもう少しクローズアップして行きたいとおもいます。
先染めのポイント
先染めは色糸の配置を計算して織り上げることで、様々な模様を織り出す事が出来ます。
糸の配置を精密に計算・設計・実行しなければならないため、ジャカード織機が登場
するまでは、職人の高い技術がいり、複雑なものは非常な手間と時間がかかったそうです。
また、布の状態で染めるよりも染料が糸によく染み込み、その糸を織り込む事で
深みのある、艶やかで上品な仕上がりになります。
糸を何色も組み合わせることにより、特殊な色彩層かの布地を作ることも出来ます。
そして、糸の状態で染色するので色落ちが少ない。
しかし、デメリットもあります。
デメリットは生産期間が長くて、コストが少し高いということです。
世の中良い事ばかりって言うのはないですもんね。
先染めについて、、少し中途半端な感じになりましたが
今回はこれで終わりです!!