ソーイングの豆知識

2015.11.05

糸調子

こんにちは、クロコミのナカムラです

 

昨日部屋をごそごそしていたら

少し昔に買ったブックカバー達が出てきました。

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(写真暗くてごめんなさい

これは「約100人のブックカバー展」という展示会

で買ったブックカバーなんですが

 

もったいなくて使えず置いたままになってた、、、

しかも忘れてた、、、

 

せっかくなのでこの機会に本にかぶせたいと思います!!

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このブックカバーシュールでとっても好きです 笑

「イ」の人めっちゃ頑張ってる!!「ス」もシュール!!

 

さて、ブックカバーは置いといて、、、

 

今回は糸調子についてお話します。

 

「糸調子」とは

 

 

上糸と下糸のバランスを取ることを糸調子と呼びます。

上糸が強すぎたり、下糸が強すぎたりすると、

 

丈夫で美しい縫い目になりません。

縫い終わって裏面を見てみるとグッシャグッシャと

言うときがあります(^O^;)

 

せっかく購入したお気に入りの生地、無駄にはしたくないですよね。

だから糸を調節することが大切です。

では糸のバランス関係を見て行きましょう~。

写真では分かり辛いので今回は図で紹介しますね!!

 

 

これが正常な縫い目です。

1010-01
上糸が強い時

1010-03

上糸が強いと、下糸が引っ張られるので下糸が上に上がってきます。

この場合は下糸を強めるか、上糸を弱めましょう。

 

逆に下糸が強い時
1010-02

下糸が強いと、上糸が引っ張られて下でもそもそ、ぐしゃぐしゃしてしまいます、、

この場合は下糸を弱めるか、上糸を強めましょう。
糸の調子が合っていないままミシンを使い

続けると、負担がかかってしまい、ミシンの故障にも繋がります(・_・;)

同じ力加減で、綱引きのように、

上糸と下糸のバランスを取りながら、試し縫いをしたりして、

ミシンを進めて行くことが大切です。

 

 

では糸の調子の合わせ方。

 

 

上糸の合わせ方

1010_05

上糸の調整は、調整ダイヤルや調整板で行います。

1010_04

数字を大きくすると、上糸が強くなります。

数字を小さくすると、上糸が弱くなります。

 

それでも上手く縫えない場合は

調整ダイヤル横の溝に、糸をとおす時、

 

キレイに真ん中を通っていないことがあります。

調整ダイヤルを回しても、上糸に変化がないときは、

 

糸のかけ方が、間違ってる時がありますよ。

実は下糸も調整出来るのですが、あいにく私のボビンは

 

そのタイプではないので、、今回は省略させていただきます( v _ v )

ミシンも色々ありますね!!

小さな事を少しずつ調整しながら裁縫を進めて行きましょう◎