2016.04.20
吸水性と吸湿性の違い
こんにちは、ナカムラです。
前回は吸水性について紹介しました。
吸水性の高い素材は液体の水や汗などを
よく吸収する素材のことを言います。
といいました。
吸水性以外にも吸水性に似た働きをしてくれる
「吸湿性」というものがあります。
吸水性と吸湿性ってなんだか似ている感じがするけど
吸水性と吸湿性の違いってなんでしょうか?
そんな「吸水性と吸湿性」の違いについて紹介して行きたいと思います。
まず、吸水性の高い素材は、前回にも紹介したように
液体の水や汗などをよく吸収する素材のことです。
水(液体)を吸収する性質が吸水性。
吸水=水(液体)を吸い取ることです。
そして、吸湿性の高い素材というのは、
空気中の水分を吸収する素材のことです。
水蒸気(気体)を吸収する性質が吸湿性。
吸湿=湿気を吸い取ることのような感じ。
吸水性は、「水」(液体)
吸湿性は、「湿気:水蒸気」(気体)
簡単に言えば
吸水性は、汗が液体として布に吸水されます。
吸湿性は、汗が蒸発して水蒸気になったものが布に吸湿されるのです。
蒸れにくいと言う事ですね。
例えば肌着の場合
かいた汗を直接吸収するのが、吸水性。
かいた汗が蒸発したものを吸収するのが、吸湿性です。
吸水性が高い主な繊維
・コットン
・リネン
・リヨセル(再生繊維)
吸湿性か高い主な繊維
・コットン
・リネン
・絹
・羊毛(吸湿すると発熱する)
・レーヨン(再生繊維)
・キュプラ(再生繊維)
生地を買う際には「吸水性と吸湿性」に注意して
購入してみてください♪