2016.06.20
播州織の魅力 04
こんにちは、ナカムラです。
前回から播州織の魅力について紹介しています。
今回ご紹介する魅力はこちら!!
「様々な柄が表現出来る」です。
播州織は糸の段階で色染めをし、それを
糸を上下どちらにするかで柄ができます。
織り方で様々な色や柄を表現します。
タテ糸とヨコ糸の組み合わせや、
織り方次第で生地は表情を変えるため
柄表現は無限の可能性を持っています。
また、柄だけではなく、「色」の表現も自在です。
糸の密度を濃ゆくするか薄くするかによって色の濃淡が
表現できるので、多彩な色表現が可能です。
しかし織り方で柄を表現するので、
色の出し方は本当に難しく、職人でも織ってみないと
どのような色味になるか分からなことも多いんです。
このあたりは本当に職人技ですね。
凄まじい技術と知識が感じられます!!
またそれぞれの工場によって導入している機械が異なり、
その機械によってできるものも違いまが、
クロコミの工場は、ジャガード織機という機械を導入しており、
複雑な柄も表現することができます。
このように、昔は織で柄を表現することはとても難しく大変だと思われていましたが
近代の技術と職人の知恵と技術により、複雑な柄を
表現することが出来るようになりました。