Let’s study 播州織

2016.07.04

生地の質感・触感について02

 

こんにちは、ナカムラです。

昨日から突然の雨&カミナリに驚いています!!

 

さて、前回生地の質感について紹介しました。

今回も引き続き生地の質感について紹介したいと思います。

 

生地は一枚一枚それぞれの質感や触感があり、肌触りはまったく違います。

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生地の質感や触感は、素材・織り方・量などにより、変化していきます。

 

 

 

織り方

(平織)

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平織りは織り方のなかでも一番ベーシックな織り方になります。糸密度を多くするこ

とが出来ず、糸間の隙間が大きいので夏に着るブラウスなどをじっくり見てみると、

この様な織り方をしている場合が多いです。摩擦に強い丈夫な布の織り方です。

 

 

(綾織)

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縦糸と横糸を変則的に編みこんでいきます。平織が、経糸と緯糸を1本ずつ交互に組

み合わせるのに対して、綾織は、経糸が緯糸2本をまたぐ→緯糸1本の下を通る→緯

糸2本をまたぐ…という具合に、②、①、②、①と交差させていく織り方をします

(③、①、③、①という場合もあります)。

綾織りは糸の交差点が斜めの線として現れます。

ナナメになる部分が浮き出たような模様ができます。おしゃれで、肌さわりの良い生地

ができる織り方です。

 

柔らかく、伸縮性に優れ、シワがよりにくいという利点があります。平織に比べると

摩擦に弱く強度に欠けますが、一般に密度が高く、厚くて丈夫なのが特徴です。

 

 

(朱子織)

綾織よりもっと密度の濃い生地を作るために、交互に編みこむ際の本数を多くします。

たとえば、タテ糸とヨコ糸の交わる点を少なくし,布面にタテ糸あるいはヨコ糸のみ

が現れるようにした織物です。

 

平織りのように頑丈な織り方ではありませんが、でこぼこしておらず表面は滑らか柔軟で、

そして、綾織りよりもさらに光沢感のある織物を作ることができるのが特徴です。

しかし摩擦に弱いことが弱点です。

 

 

 

 

 

また、前回糸について話しましたが、少し補足で…

生地を触って、なめらかな生地である場合は、

糸自体が細く繊細に作られており、その糸を使用することで、

きめの細かい、しなやかで触り心地のいい生地が完成します。

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ただ、細い糸を使用しているので、生地がデリケートになってしまいます

ただ、密を濃く織る事で糸が細くても、しっかりとした生地が出来上がります。

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