2016.11.17
播州織の拡大 〜ガチャマン時代〜
こんにちは、ナカムラです。
いやあ寒いですね!
みなさん風邪など大丈夫でしょうか?
しっかり手洗いうがいをしましょう。
手洗いといえば、ハンカチ。
ハンカチといえば、クロコミの5周年記念で2500円以上お買い上げの方に
シックでお上品なハンカチをプレゼント中です♪
11月中だけですのでみなさん是非!
大きいサイズなので首元が寒い…ってときに首にまいたり、
膝にかけたり出来ますよ〜◎
さて、前回播州織の歴史をご紹介しました。
今回も歴史の続きをご紹介します。
前回は「播州縞」が「播州織」と呼ばれる
ようになった明治時代までお話しました。
明治時代が終わり大正時代に突入です。
大正時代は鉄道が開通し、輸送力が大幅に強化されたので
都市部分、大都会での消費が拡大していきました。
都市に広まり、「播州織」の名は全国にひろがりました。
そして第一次世界大戦後、日本だけでなく、世界へ!
東南アジアへに「播州織」を広めようと、海外販路を拡大し、
輸出向け中心の産地に転換しました。
そこからどんどんどんどんどん…と生産量を増加させ、
播州織の黄金時代の突入です。
第二次世界大戦後、新製品を開発したり、
東南アジアだけに留まらずアメリカへも輸出拡大します。
そしてなんと
この時代は街は工場だらけで、「ガチャマン時代」と呼ばれ、
ガチャンと1回機械を動かせば1万円儲かる、と言われ
最も景気が良かった時代です…(すごい…)
そして「働きたい」と多くの人が播州の地にやってき、
たくさんの人でにぎわっていました。
そんな職人の街も数年前から工場は減り、
現在稼働している工場は少なくなっているのが現状です。
そんな現状を打壊しようと若い世代の職人達があつまり、
力を合わせ、様々な新しいことに挑戦しています。
われわれクロコミも播州織をもりあげるべく
播州織のよさやものつくりのたのしさをみなさまに
伝えて行けたらいいなと思っています。
クロコミの挑戦の1つが少し前に発売した
約1年かけて職人さんと話し合いながら作り上げました。
播州織の約220年の歴史が手に取ってもらうとわかるとおもいます。
本当に良い物をみなさまへ。
是非チェックしてみてくださいね◎