Let’s study 播州織

2016.12.14

浮き糸とは

こんにちは、ナカムラです◎

寒い!寒いですね〜、、、

寒い上に雨がパラパラ冷たい降っているので

+寒さが追加され、部屋から一歩外にでると

「ひ〜〜〜」と走って移動してます(^v^)

 

でも、ふと立ち止まって深く息を吸込むと

空気が澄んでてとっても気もちいい!

 

お部屋も暖房の入れっぱなしはやめて

空気の入れ替えをこまめにしたいですね♪

 

 

さて、みなさん「浮き糸」ってご存知ですか?

「浮き糸」とは織糸が組織点から離れている状態を

”糸が浮いている”といいます。下記の画像の状態です。

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このように糸が長く浮いている状態の糸を「浮き糸」といいます。

このような浮き糸で作られる織物は朱子織物が代表的です。

 

まず、「浮き糸」は織物の柄を表すための”柄糸”に

用いられるとっても大切なものです。

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しかし、浮きが長すぎると切れやすくなり、織り柄を

崩す事になるので、浮き糸を作るのはとっても難しい。

 

この微妙な浮き糸の長さは職人さんの長年の知識で

切れない絶妙な長さをだし、綺麗な織柄を表現してくれます。