Let’s study 播州織

2016.12.05

織機の進化

こんにちは、ナカムラです。
播州織の昔と今についてお話しています。

今回は織機の移り変わりについてお話しします。
まず、播州織がはじまったころは

このような手織り機で織られていました。

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それが、1801年、フランスのジャカールさんが

考案した織り方で、 通常よりも大きく

複雑な柄を柄を織る事が出来るジャカード織というものを

発明し、紋織りとも呼ばれ、

柄がインプットされたパンチカード(紋紙)を使って

織り上げるようになりました。

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パンチカードは文字通り、パンチ穴の空いた紙です。

しかし、それを作るための穴あけ工程などがあり、

非常な手間とコストが必要となっていたのですが、

今では、大きくて複雑な柄であるジャカード織を、

コンピュータを使う事によって、

手間もコストも省いて織ることが出来るようにした

電子ジャカードを使っているところが多いです。

 

時代にともなり、機械も進化して、撚り素晴らしい物を

早くみなさまにお届け出来るようになった、というわけです。