2016.12.05
織機の進化
こんにちは、ナカムラです。
播州織の昔と今についてお話しています。
今回は織機の移り変わりについてお話しします。
まず、播州織がはじまったころは
このような手織り機で織られていました。
考案した織り方で、 通常よりも大きく
複雑な柄を柄を織る事が出来るジャカード織というものを
発明し、紋織りとも呼ばれ、
柄がインプットされたパンチカード(紋紙)を使って
織り上げるようになりました。
パンチカードは文字通り、パンチ穴の空いた紙です。
しかし、それを作るための穴あけ工程などがあり、
非常な手間とコストが必要となっていたのですが、
今では、大きくて複雑な柄であるジャカード織を、
コンピュータを使う事によって、
手間もコストも省いて織ることが出来るようにした
電子ジャカードを使っているところが多いです。
時代にともなり、機械も進化して、撚り素晴らしい物を
早くみなさまにお届け出来るようになった、というわけです。