2017.02.20
先染め織ってなあに?
こんにちは、ナカムラです。
この土曜日は大好きなバンドの
インストアライブに行ってきました〜◎
思わずうっとりしてしまうほどの
美しい歌声が身体中に沁み渡りました!!
さてさて、皆さま、播州織の
大きな特徴といえば、そう、「先染め織」ですよね。
そもそも先染め染織りってなに?
どこがいいの?と思う方もいると思います。
そこで今回は先染め織についてお話していこうと思います。
まず、先染め織とは”糸の段階で染色し、織り上げること”でした。
まずは、糸を1本1本染めます。
先染めは表面を染める後染め(よくプリントと呼ばれています)と
比べて糸の状態で染めるので芯まで染まります。
糸の中心まで染め、仕上げには何度も洗い、いい色なるようにします。
この「洗う」を繰り返すことで、織り上がった生地は色が深く、
色落ちもしづらくなります。
また、染めの段階で糸に負荷をかけれないので
丁寧に均一な色に染め上げるのは
とても難しいそうです。
その染めた糸を織組織にそって、1本1本
並べ、織っていきながら、柄を表現します。
次回はこの織組織についてお話します◎