Let’s study 播州織

2017.02.24

織組織ってなあに?

こんにちは、ナカムラです◎

 

前回、先に染めた糸を織組織にそって、1本1本

並べ、織っていきながら、柄を表現します。

とお話ししました。

 

今回はその織組織とは何かについてお話ししたいと思います。

 

織物は、たて糸とよこ糸を交差させて生地にしていっています。

織組織とは、簡単にいうと、生地を完成させるために

たて糸とよこ糸の交差の仕方を示したものです。

 

糸の交差のさせ方は、2種類あって、

「たて糸がよこ糸の上に浮いているか」

「よこ糸がたて糸の上に浮いているか」です。

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普通に一定にどんどんどんどん交差させていくと普通の無地生地になります。

 

でも、途中で糸を「ここは通さない」と何本かとばしたりすると

柄が織で表現できます。(糸の色で柄を表現することもあります)

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このように、無地以外はどこをどう飛ばすのか、など

糸の交差する場所を書き表したのを織物組織図と言います。

 

次回はこの織物組織図についてお話ししますね ☺️✨