Let’s study 播州織

2017.03.29

糸ができるまで(繊維とは)

 

こんにちは、ナカムラです◎

前回”生地は繊維から糸に、糸から生地に変わります。

色々な「繊維」があり、その繊維の「撚り」のかけ方も色々あるし、

「織り方」もたくさんの種類があり、それぞれに合わせた「加工」も

山ほどの種類があるわけです。”と紹介しました。

この中の「生地は繊維から糸に、糸から生地に変わります。」

の中の「繊維」について今回はピックアップして紹介していきたいと思います。

 

全ての生地は「繊維」がなければ出来ません。

縫い糸、毛糸、その他もろもろの糸たちもそうです。

その糸を構成している素材が繊維と言われるものです。

 

繊維は素材です。

この素材(繊維)をねじり合わせて糸にしていきます 。

このことを紡績(ぼうせき)と言います。

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そしてねじることを撚り(より)と言い、

撚りの方向、仕方、強さで、出来上がる糸の太さ、強さが

変わってくるので、この「撚り」はとっても大切な作業になります。

 

その「紡績」をし、出来上がった糸を織り上げ、生地にしていきますが、

ここでも織りや加工によって風合いが大きく変わっていくのです。