2018.01.22
播州地方だからできる織物
こんにちは、ナカムラです。
今日は全国的にとっても寒いですね。
雪も降って大変大変。
寒い日はこたつにこもってあんころ餅を食べるが
私にとって至福のひと時です。
さてさて、みなさま、播州織ってなんで
播州織っていうか知っていますか?
播州織って、播州地方で織られた織物のことを言います。
播州地方といっても、北播磨地区の西脇、加東、加西、丹波、多可町で
糸を先に染めてから、織で柄を表現する先染め織物を
播州織と呼ばれています。
播州地方は、播州織の一番の特徴である、先染め織に使われる糸の
染色の工程において大切な水は、播州を流れる川からめぐまれています。
加古川・杉原川・野間川などの河川が集まっており、
糸の染色に不可欠な水が豊富かつ、
染色に適した軟水(なんすい)の宝庫なんです。
良質な水が、糸を染める染料との相性がよく、
より綺麗に、より鮮やかな色合いをした糸染めが
できます。